花見に出かける

2005年4月18日
あまりに、あまりにきれいな夜桜を見て、涙が出そうになりました。

小雨が降って肌寒い中、花見に行ってきました。
私の住んでいるところは日本三大夜桜で知られる某所です。
なので、ここに住んでから毎年、この時期になると夜桜を見に行きます。

ふと昨年を思い起こしました。
例年よりもずっと早くサクラが開花し(「桜」よりも「サクラ」という記述の方が無機的で学名チックな気がするので、気象台の開花宣言にはこちらの記述の方が合っている気がするのですがどうでしょう)、花見シーズンには既に花ふぶき状態でした。
知り合ったばかりの彼とまだ付き合う前に初めて一緒に出かけたのが、昨年の花見でした。
手もつながず、そぞろ話をしながら桜並木を歩き、寒くなってきたのであったかいところに行きましょうかなんて言ってファミレスへ行き、付かず離れずの話をしながら気がついたら午前4時になっちゃってたりして、あの時は「いまが正念場!!」と思って必死だったなぁ。うふふ。

今年は最高の咲き加減でした。
どこもかしこも満開!!
花ふぶきが散る前の、花をごっそりと付けた桜を眺めることができました。
ソメイヨシノって、花をいっぱいつけるから普及化に成功したんだったよねー、なんてことを思い出しました。ほんとに花がいっぱい咲くもんです。
しだれ桜の優雅な姿も満喫できました。商店街とかに飾ってある例の飾りはしだれ桜がモデルなんだなということを発見。
とにかくきれいで、豪華で、すごくて、胸にじんと来て、冒頭のような気持ちになったわけです。

桜に目をつけた日本人ってやっぱり並のセンスじゃありません。
1本で咲く桜も存在感があって好きですが、どうだー!とばかりに幾重にもわたって押し寄せてくる桜も好きです。
「ここに座ってしゃべったよね」「ここで焼きそば買ったよね」等々、1年前の花見を思い出しながらいろいろしゃべり(もう、そぞろ話で時間をせっせと埋める必要もありません)、カユい気分になりました。
すごかったなー、桜。

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