先日新潟に出かけました。書き留めておきたいことを書き留めます。

?妙な母と娘を電車内で目にする
新潟に行く時はたいてい実家の地元から電車で移動します。
私は、人が前にいるととりあえず観察せずにはいられないタチのようです。
この時も2人がけ座席に座ったのですが、ほどなく向かいの座席に座っている50代くらいの母+20代くらいの娘から目が離せなくなりました。
娘は妙齢であろうにもかかわらず、切りっぱなしの髪形にぼさぼさの眉毛に、ストッキング+ジーンズの組み合わせに、合皮の真っ黒な靴に…とにかく、「おしゃれには興味がないんですよ」という言葉は、この人のためにあるかのようないでたちでした。ちなみに顔はノーメイクです。
でも!その娘さんが肩から下げてたバッグがLOEWEだったのですねー。これがホントの一点豪華主義ってか。
で、先ほどから小難しい話をお母さんにしております。眉間にしわを寄せながらね。
ダークスーツを着た彼女のお母さんもさるもので、娘の話に「なるほどねー」と相づちをうつなんてたやすいことはせず、「事実と現実は意味が違うのよ」などと、なんだかイデオロギーめいた切り返しをしていました。お母さんもやはり、眉間にしわを寄せながら。もちろんお母さんもノーメイクです。
もしかしてこのお母さん、大学の先生とかじゃないかしらね?
難しい顔をしながら論議する母と娘。なかなかかっちょいいものがありました。
が、他を圧倒するかのようなその外見につい、眉毛ぐらい…化粧ぐらい…と、思ってしまうのでした。

?ちゃんぽんを食す
念願叶って、新潟の地で美味い長崎ちゃんぽんを食べることができました。
ソフトめんみたいにぶっとくてニュルニュルしてて、独特の匂いがする麺に、野菜のたっぷり入った海鮮とんこつの味がからみつく。
江山楼のちゃんぽんのように濃くてドロドロしたスープではなく(しかし、この店のちゃんぽんは長崎に行ったら必ず食べたい!と思わせる味でもあります)、かといってタンメンを連想させるようなあっさりしたスープでもなく、ちょうどいいトロトロ加減のスープ。
新潟でここまでおいしいちゃんぽんを食べられるとは幸せです。しかし私以上に彼のほうが喜んでいました(実は彼、長崎県人なのでした)。
ちゃんぽんって見た目で結構損をしてる料理じゃないかと思うんですよね。上品な盛り付けのラーメン類と比較しても、ちゃんぽんの具ときたらごちゃ混ぜだし。
でも、でも!美味しいですよ〜。ワタシははまった。一度お試しあれ。

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