イッツ・ア・スモール・ワールド 大人版
2005年9月8日コーラスグループが好きです。
60年代〜70年代によくあった(らしい)大所帯グループの音楽なんて、もう大好きです。
だから当時の「ステージ101」の歌にはまったりしたわけですが。
しかし、レイ・コニフの集団とか、スウィングル・シンガーズとか、あと最近の人々で言うとマンハッタン・トランスファーとか?そんな風な、とにかく超絶技巧のコーラスの達人っていう感じがするコーラスはちと苦手です。
「いい歌だなぁ〜」の前に「この人たちの歌って、すっごいな〜」って感じてしまうので。
好きなコーラスはといいますと(この時点でおもくそマニアックな話をしているね。しかもロックとかパンクとかいうようなカッコいい系じゃないし…)誰もが知ってる歌、あるいは耳にすっと心地よく入ってくるような歌を正統派っぽいテクニックで歌う人たちです。
ヤング101の人々はまさにそれだと思います。同年代の外国人の声と聴き比べると、若干おっさんおばさんくさい声をしている感は否めませんが、曲調はどれも直球ストレート、若さバンザイ!的な世界観をもった人たちです。
しかし、直球加減で言ったら、この人たちにはもしかしたら負けるかもしれません。
マイク・カーブ・コングリゲイション。
長ったらしい上に発音がちょっと恥ずかしいような(主観ですが)グループです。
白人・黒人混合で、20人編成という大所帯。
ヒット曲は「燃える架け橋」。リアルタイムでは知りませんが全米4位になったとか。
とにかく、アメリカン・ポップスの金字塔と勝手に銘打ってしまいたいようなコーラスグループなんですよ。「アメリカ人みんなが親しめる歌を!心に太陽を!明るい明日を!」みたいな感じ。まぁこれは強いアメリカの時代の象徴ともいえますが、曲自体はポピュラーミュージックと呼ばれるにふさわしいものです。
前置きが長すぎた。
マイク・カーブ・コングリゲイションのCDは2枚出ています。
その中での超お気に入り曲が、彼らの歌った「イッツ・ア・スモール・ワールド」なんですよね私。
ちまたでよく聞くこの曲は子どもが歌ってるバージョンのことが殆どですが(ディズニーランドで流れてるのもそうだよね確か)、彼らの歌うこの曲は、同じ曲かと耳を疑うほど大人っぽいです。(かといってほかの曲と聞き間違える人もいないと思いますが。汗)
小気味よいドラムの前奏にまず鳥肌。おとなのドラムマーチって感じです…。
そしてコーラスが入りますが、男声と女声がはっきり分かれてるから、コーラスに厚みが出ています。子どもバージョンはあどけなさ+可愛さを魅力にしていますが、彼らは歌のうまさ+表現力で勝負しています。
子どもに媚びることもなく、面白おかしく作ることもなく、大人の精一杯のセンスで子どもに聴いてもらえるようにカバーしました!という真面目さを感じます。
何回聴いても彼らの曲の中ではこの曲が一番好きです。
ちなみに彼らのCD「Greatest Hits」の中には、サミー・デイヴィス・Jrと一緒に歌った「Candy Man」という歌があります。これもかなり好き。
キャンディー売りのぼくが子どもたちに夢をあげる!という曲の内容なんですが、メインボーカルとしてキャンディー売りの歌を歌うサミーデイヴィスJrがはまり役です。
ピエロのようにおどけて見せて、常に誰かを楽しませてくれていて、なにをやっても器用で…という彼のイメージとぴったり。
以前尾藤イサオがTVでこの人みたいになりたいって言ってましたっけ。かつて「夜もヒッパレ」で大ハリキリしていたこの人のことを考えると、あー分かる気がするって感じ。
この曲でもまた、20人のコーラス隊は子ども向け音楽ではなく、かといってわかる人がわかればいいや的なアーティスト根性も出さず、ポップスとして真剣に取り組んでいます。まさにポップス魂です。
こういう「みんなのための歌を!!」って感じのムーブメント、最近あまり見かけませんね。
むしろ今は「ひとりひとりの歌(と個性)を大事に!!」の方向です。
しかし、ひとりひとりの主張する個性がすっごく似てないか〜〜?という指摘もよく見かけます。
「みんなのためっていっても結局誰のことかわかんないじゃん。だから私は私で。」
と、自称個性派の人々から言い返されそうですね。
「みんなって誰なのか、ひとりずつ考えてみたことがないね。だから君、よく誰かの作品に似るんだよ。」
と、言いたくなること、あるんですけどね。
60年代〜70年代によくあった(らしい)大所帯グループの音楽なんて、もう大好きです。
だから当時の「ステージ101」の歌にはまったりしたわけですが。
しかし、レイ・コニフの集団とか、スウィングル・シンガーズとか、あと最近の人々で言うとマンハッタン・トランスファーとか?そんな風な、とにかく超絶技巧のコーラスの達人っていう感じがするコーラスはちと苦手です。
「いい歌だなぁ〜」の前に「この人たちの歌って、すっごいな〜」って感じてしまうので。
好きなコーラスはといいますと(この時点でおもくそマニアックな話をしているね。しかもロックとかパンクとかいうようなカッコいい系じゃないし…)誰もが知ってる歌、あるいは耳にすっと心地よく入ってくるような歌を正統派っぽいテクニックで歌う人たちです。
ヤング101の人々はまさにそれだと思います。同年代の外国人の声と聴き比べると、若干おっさんおばさんくさい声をしている感は否めませんが、曲調はどれも直球ストレート、若さバンザイ!的な世界観をもった人たちです。
しかし、直球加減で言ったら、この人たちにはもしかしたら負けるかもしれません。
マイク・カーブ・コングリゲイション。
長ったらしい上に発音がちょっと恥ずかしいような(主観ですが)グループです。
白人・黒人混合で、20人編成という大所帯。
ヒット曲は「燃える架け橋」。リアルタイムでは知りませんが全米4位になったとか。
とにかく、アメリカン・ポップスの金字塔と勝手に銘打ってしまいたいようなコーラスグループなんですよ。「アメリカ人みんなが親しめる歌を!心に太陽を!明るい明日を!」みたいな感じ。まぁこれは強いアメリカの時代の象徴ともいえますが、曲自体はポピュラーミュージックと呼ばれるにふさわしいものです。
前置きが長すぎた。
マイク・カーブ・コングリゲイションのCDは2枚出ています。
その中での超お気に入り曲が、彼らの歌った「イッツ・ア・スモール・ワールド」なんですよね私。
ちまたでよく聞くこの曲は子どもが歌ってるバージョンのことが殆どですが(ディズニーランドで流れてるのもそうだよね確か)、彼らの歌うこの曲は、同じ曲かと耳を疑うほど大人っぽいです。(かといってほかの曲と聞き間違える人もいないと思いますが。汗)
小気味よいドラムの前奏にまず鳥肌。おとなのドラムマーチって感じです…。
そしてコーラスが入りますが、男声と女声がはっきり分かれてるから、コーラスに厚みが出ています。子どもバージョンはあどけなさ+可愛さを魅力にしていますが、彼らは歌のうまさ+表現力で勝負しています。
子どもに媚びることもなく、面白おかしく作ることもなく、大人の精一杯のセンスで子どもに聴いてもらえるようにカバーしました!という真面目さを感じます。
何回聴いても彼らの曲の中ではこの曲が一番好きです。
ちなみに彼らのCD「Greatest Hits」の中には、サミー・デイヴィス・Jrと一緒に歌った「Candy Man」という歌があります。これもかなり好き。
キャンディー売りのぼくが子どもたちに夢をあげる!という曲の内容なんですが、メインボーカルとしてキャンディー売りの歌を歌うサミーデイヴィスJrがはまり役です。
ピエロのようにおどけて見せて、常に誰かを楽しませてくれていて、なにをやっても器用で…という彼のイメージとぴったり。
以前尾藤イサオがTVでこの人みたいになりたいって言ってましたっけ。かつて「夜もヒッパレ」で大ハリキリしていたこの人のことを考えると、あー分かる気がするって感じ。
この曲でもまた、20人のコーラス隊は子ども向け音楽ではなく、かといってわかる人がわかればいいや的なアーティスト根性も出さず、ポップスとして真剣に取り組んでいます。まさにポップス魂です。
こういう「みんなのための歌を!!」って感じのムーブメント、最近あまり見かけませんね。
むしろ今は「ひとりひとりの歌(と個性)を大事に!!」の方向です。
しかし、ひとりひとりの主張する個性がすっごく似てないか〜〜?という指摘もよく見かけます。
「みんなのためっていっても結局誰のことかわかんないじゃん。だから私は私で。」
と、自称個性派の人々から言い返されそうですね。
「みんなって誰なのか、ひとりずつ考えてみたことがないね。だから君、よく誰かの作品に似るんだよ。」
と、言いたくなること、あるんですけどね。
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