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2005年12月10日
映画「七人のマッハ!!!!!!!」を観て来ました@昨日のレイトショー。

タイ王国のとある小さな村。そこで、スポーツ団の慰問中に突如テロが勃発!
無差別に愛する人を次々に殺され、怒りとおびえに震えながら、村民はスポーツ団のメンバーとともに立ち上がった!
彼らスポーツ団のメンバー各々が自分の得意技をフルに活用しながら、
(ムエタイ・テコンドー・サッカー・ラグビー・体操・セパタクロー・器械体操!!!)
なんと人力でテロ集団をやっつけるお話です。
この7人が、カッコいいのなんの!!!

前からけっこうな話題ですが、ワイヤーなしCGなし、スタントマンの吹き替え演技なしなんですよ。この映画。(しかし、さすがに核爆弾の飛ぶシーンはCGですが。汗)
すべて本人が演技するアクションです。
ジャッキー・チェンが7人揃った映画と思っていただければ。

ということは、それなりの人を起用しないといけないわけで…ということで集められたスポーツ集団の役者の方々がすごい。
本業がスタントマンである主役を除き、国内・国際チャンピオン級の選手なんですよみんな。すげーよマジで。
(なので、今作品が役者としては初演技かと…)

内容も凄いすよ。
テロ集団の血も涙もない攻撃が、もー、すげーの。
平和だった村の住民をバンバン殺しやがって!この野郎!!って感じで。(ちなみにこの辺の描写がリアルなので、R-12指定です)
そこで、見ているこちらも「頑張れ!スポーツ団!」って気持ちになるんです。

彼らの身技を使った攻撃っていうのもダイナミックでした。さすが本業。
セパタクローの選手ってこんなに足上がるんだ!とか、サッカー選手の狙ったポイントに当てる技術って凄い!とか、驚きっぱなし。
「敵を倒すのに、体操って役に立つのかい?」という疑問もあるかもしれませんが、ちゃんと役に立っていました。
パンフレットを後で読んでわかったことですが、本編ではちょっと女にだらしない村の青年をダラダラと演じていた役者さんが実はタイ国初のオリンピック金メダリスト(ボクシングかな?)ってことにも驚きました。まったく超豪華キャスティングですよ。

テロ集団をやっつけ、村に平和が訪れるのか…というと、そこは疑問が残る終わり方でした。
やっつけたからいいってもんじゃないよね、という雰囲気を匂わせて終了。

初めてタイの映画を見ましたが、最初から最後まで気合が入りまくりですよ。これ。
最近、手に汗握ってないなという人におすすめします。

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