ちょっと久しぶり
はー。やっと日記を書く気になってますよ。
いそがしすぎるっちゅうの。といってみても始まらないのでがんばります。
なんといっても先日来校した指導主事さんに保健室経営案を褒められたので、がぜんやる気が出ています。

学校で働き出したばかりの頃は「経営案といったって、ただのキレイごとばっかし書いた紙じゃんねぇ。仕事っつーのは己のパーソナリティを発揮するもんじゃい!」と不遜にも思っていたのですが、その頃は多分現実に即したわかりやすい経営案に出会っていなかったので、そんなことを考えてたんだろうなと思います。
いい経営案は「いいことを書いてあるか」ではなくて「その通りに実行できるか」って観点で評価されるので、
「うわっ、なんかこの内容幼稚〜」って思ったとしても、その次元でいかなければならない荒れた実態が現実としてあれば、実行不可能なキレイごとを書いて結局何の手も打てず荒れ放題になるよりは、ずっとよいわけです。
こう考えると、今度導入される教員評価制度って、普段の地道ながんばりを認めてもらえるいいチャンスになりうると考えることもできますよね。
まぁその割には評価項目とかがめっちゃシビアですけど…。

とまぁ仕事の話はこのへんにしておきます。

今日は絵本を紹介します。

「からす たろう」

大昔の小学校が舞台となっているお話です。
村の学校で、みんなにのけものにされて一人ぼっちで過ごす男の子。
勉強にもついていけず、遊びにも交われず、友達からはいじめられ、先生からは怒られてばかり。
男の子は、それらから逃げているうちに、ひとりで楽しく過ごす方法を考えるようになりました。
彼が6年生になったとき、若くて気さくな男の先生が担任になり、その先生とのかかわりの中で男の子は次第に心を開き、自分にしかできない技能をいくつも発揮していきます。
そして、学芸会の日がきました。そこで男の子は凄い技能を発揮し、ミラクルが起こります…!

…というお話。
この子、今だったら自閉症の部類に入って特性に合った支援をうけられたんだろうけど、この時代ではまだ難しかったんでしょうね。
物寂しい感じの絵と、淡々と語られる内容に泣けました。
あぁ、いい先生ってつまりはこういうことだよねー、と胸の中にストンと落ちるような先生の姿がありました。

コメント

nophoto
3740M
2006年7月15日13:40

評価制度いよいよ始まったんですか。仲間がえっれ面倒だとは言ってましたけど。
また触手の伸びる本を教えていただきました。読んでみたいけど。入手できるかしら。
クラスはよみがえるという本。結構よかったですよ。

tomokorange
tomokorange
2006年7月15日23:09

多分普通の本屋にあると思いますよ「からすたろう」。
私が買ったのはブックオフですけども。w

評価制度!
とりあえず試してもらうならば、自称「自己流」で通ってるプライドの高い役立たずさん。…って感じの人、いませんか。w

nophoto
3740M
2006年7月16日0:06

いるねえw。いずれ新潟でも分権免職が出そうな気がする。
天下の宝刀、抜くのも時間の問題?。tomokorangeさんみたいに流れをしっかりとらえている人は評価されると思う。

tomokorange
tomokorange
2006年7月16日0:24

評価制度そのものは来年度か再来年度ぐらいからだった気がします。

えーと、とりあえず一人職なので井の中の蛙状態にならないようにがんばりますw