本を読むぞ!
2006年8月10日
夏休みです。本をたくさん読みたくなります。
さっそく、以前買ったこの本を読みました。
☆山谷でホスピス始めました。〜「きぼうのいえ」の無謀な試み〜
山谷です。昔は日雇労働者でにぎわったこの街も、今では高齢化した多数のホームレスを抱える街となりました。
私も何度か足を運んだことがありますが、街のたたずまいにちょっと驚きます。
東京都区内なのにめちゃくちゃ交通量が少なかったり(当たり屋・はねられ屋の多数発生地域と聞いています…)、たむろってるじいちゃんを見かけたり、ありえない安さの宿が多数あったり。
「女が一人でふらふら歩くところではない」「あんたも物好きだよね」等々妙なことを周囲に言われましたが、何かこう、行く度にひきつけられるものがあります。
日本中のいろんなところから来た労働者たちの歴史を背負っている街なんですよね。きっと。
ともかくそんな感じで山谷に関心をもち、長年この街で活動をしている宮下忠子さんの本を読んだりしてきた次第です。
この本は、キリスト教の牧師さん夫妻がドえらい借金を抱えながらも「山谷の街でホスピスをつくりたい!」という初志を貫徹するドキュメンタリーです。
人生の中で何度も挫折を繰り返してきた「個性豊かな」入所者の人々は、はっきりいってタダモノじゃありません。ハンパないです。
入所者の人々に何度も裏切られ、ののしられるたびに「もうこんな仕事なんてしない!!」と後悔したり、持病のうつ病が再発したり、著者もまさに体当たりで臨んでるんだな〜って思いました。
また、このホスピスには仏教の僧侶のスタッフもいます。
宗教の枠を越えて人を支えるというものすごいことを、普通にこなしている姿勢にちょっと感動しました。
この本、写真も素敵なんですよね。じいちゃんばあちゃんの写真がなんともいえず味のある顔をしてるんですよ。
あと、著者の奥さんの澄み切った笑顔も魅力的でした。ああいう顔になりたいなあ。
さっそく、以前買ったこの本を読みました。
☆山谷でホスピス始めました。〜「きぼうのいえ」の無謀な試み〜
山谷です。昔は日雇労働者でにぎわったこの街も、今では高齢化した多数のホームレスを抱える街となりました。
私も何度か足を運んだことがありますが、街のたたずまいにちょっと驚きます。
東京都区内なのにめちゃくちゃ交通量が少なかったり(当たり屋・はねられ屋の多数発生地域と聞いています…)、たむろってるじいちゃんを見かけたり、ありえない安さの宿が多数あったり。
「女が一人でふらふら歩くところではない」「あんたも物好きだよね」等々妙なことを周囲に言われましたが、何かこう、行く度にひきつけられるものがあります。
日本中のいろんなところから来た労働者たちの歴史を背負っている街なんですよね。きっと。
ともかくそんな感じで山谷に関心をもち、長年この街で活動をしている宮下忠子さんの本を読んだりしてきた次第です。
この本は、キリスト教の牧師さん夫妻がドえらい借金を抱えながらも「山谷の街でホスピスをつくりたい!」という初志を貫徹するドキュメンタリーです。
人生の中で何度も挫折を繰り返してきた「個性豊かな」入所者の人々は、はっきりいってタダモノじゃありません。ハンパないです。
入所者の人々に何度も裏切られ、ののしられるたびに「もうこんな仕事なんてしない!!」と後悔したり、持病のうつ病が再発したり、著者もまさに体当たりで臨んでるんだな〜って思いました。
また、このホスピスには仏教の僧侶のスタッフもいます。
宗教の枠を越えて人を支えるというものすごいことを、普通にこなしている姿勢にちょっと感動しました。
この本、写真も素敵なんですよね。じいちゃんばあちゃんの写真がなんともいえず味のある顔をしてるんですよ。
あと、著者の奥さんの澄み切った笑顔も魅力的でした。ああいう顔になりたいなあ。
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