修学旅行記〜

修学旅行は文字通り「学を修めるための旅行」というわけですが、
世の修学旅行を見ていると、小→中→高と学歴が上がるにつれて、修学旅行がレジャー目的になってる気がします。
ディズニーランドに引率に行ってみても、メモをとりながら現地のスタッフにインタビューしたりしてる小学生を横目に見ながら遊びまくっている高校生の図をよく見かけます。

で、うちのガッコの修学旅行もやはり「2泊3日の観光ツアー」ではなく「2泊3日のレポート付き現地学習」でした。
今回の旅行で学ぶテーマのもと、学習場所（単なる見学にとどまらないので、学習と位置付けます）で学習した事項をもらさずメモし、夜は宿泊先でその日の学習事項からテーマに位置付けた視点でレポートを書いて引率の先生に提出します。引率職員からOKをもらうまで、夜の自由時間はありません。
…こんな風に書いていると、えっらい過酷な感じがしますが…

実際過酷なものでした（汗
真面目な子どもたちは、「中途半端なレポートじゃ先生にOKをもらえないだろう」と思っているのか、大部分の子が就寝時刻をすぎてもめっちゃ集中してレポートをカキカキしていました。
結果、就寝時刻をとっくに過ぎた23時台にレポート提出が集中し、我々も疲れてふやふやになった脳みそで内容点検を行っていた次第です。
子どもも教師もおねむねむ。

ただ、そういう活動のメリハリがあったからか、自由行動での子どもたちはものすごくいきいきしていました。
東京都庁に向かう途中、バスの車窓から夜の新宿のネオン街を見ては「すげーー！！明るーーい！！」と歓声をあげ、
巨大な横断歩道を渡るおびただしい数の人を見ては「なんだこれーー！！！」と叫びながら夢中でカメラのシャッターを切り、
浅草の仲見世で「これ超かっこいいー！！」と言いながら我も我もと木刀を買う君たちよ！！
君たちは涙が出るほどカワイイぞ！！！
先生は感動しちゃったぜこのやろう（江戸っ子風）！！

いやぁ、今回も面白い旅行になりました。