さいふ

2006年9月10日コメント (3)
財布が、結構くたびれた感じになってきました。
確か4〜5年前ぐらいの正月に買ったものと記憶しています。ブランドは国内の2流アパレルメーカーです(w)。
そろそろ買い替え時なのかなぁ。

長い財布に憧れます。お札が折り曲がらないやつね。
以前ちょっと年上の知り合いの人(女性)が、会計を済ませるときにプラダの長財布をカバンからシュッと出して会計をしていたのを見て、「うわぁ!かっこいい!」と思いました。働く女性をカッコよく演出しているようにも見えて、憧れました。

また、同じ機会に私よりもぐっと年長の女性の人がカバンから財布を出したとき、「へぇ〜……」というか、感嘆にも似たため息が出そうでした。
相当の年数使っているであろうと思われる古ぼけたハンドバッグから、同じく古ぼけて地味な黒の財布が出てきました。
ひとつのものを大事に、ブランドにはこだわらず、何十年も使い続けるその姿勢がたまらなくカッコよく見えました。

自分はどっちの人間になるんだろう?
今、なりたいと思うのはどっちだろう?

身の回りを見回すと、ほとんど何一つブランド物というものを持っていない自分がいました。
今でさえ、ブランド物は左手の薬指にはめてる輪っかぐらいなものです。
これだって、中途半端なものかもしれない。よくわからんけど。

こう考えると、私は多分、後者の女性みたいな感じでいくのかもしれません。
まぁ、先のことはわかりませんが。今の時点で、真にカッコいいと思えるのはそっちの生き方です。
ちなみに連れも同様の価値観ではないかとにらんでいます。
根拠は、布が切れ、ファスナーが壊れて小銭がこぼれるまで財布を使いつづけていたから。

誰もが認めるいい物を持って、それに見合うような品格とステイタスを身につけるのも素敵ですが、
ありふれたモノを持ち、そこに機能以外の何も求めず、それが機能を失うまで淡々と使い続ける方が自分には合ってるかなーと、考えます。
機能を追求した使いやすいデザインは好きです。
でも、革の表面や布の表面に印字されているブランドのロゴは、機能として役には立ちませんよね。見る分には綺麗だけど。
あ、ブランドものを身につける人には「これを使う自分と、これを見る他者にアピールする」という大事な機能があるのか…(汗)。

こんなことをぐだぐだ書いていたら、「やっぱり、今の財布、持ちつづけないと」という気になってきました。
とりあえず、はち切れそうに詰まってるポイントカードの大群を整理しよう(w)。

コメント

nophoto
mossunn
2006年9月15日19:49

そうそう。ブランド品を持つ人にとってはロゴは重要。それがステータスシンボルだから。自分のステータスをみせたい「遊び」の一種です。「遊び」なのは、今の時代、ブランドものなんて一種類だけなら貧乏人でも手が届くから、地位表示記号にはならんのです。・・まぁロゴにかかわらず本当に良いものもあるけど。 しかし・・財布”だけ”とか時計”だけ”とかかばん”だけ”高価なものつけてもバランスが悪くてかえってかっこわるいので、「機能主義」であるなら、それに徹した方がいいのかも。

nophoto
mossunn
2006年9月15日19:52

身につけるものも考えればきりがないけど、その人の「風格」「品格」に合っていれば、何身につけていてもかっこいいんです。ただ高価なもの、有名なブランドもの着てれば・・・なんて思ってるのは、10代〜20代前半まででいいんです。それ以降は「自分らしく」でいいんです。

tomokorange
tomokorange
2006年9月20日17:45

いいんです!それでいいんですw