地元のCD屋さんの洋楽輸入版コーナーで、「ドリームガールズ」のサントラが売られていました。

そうだ。
買おう買おう、欲しい欲しい、って言ってたくせに、すっかり忘れてたじゃん!
それだけここ最近いろいろあったってことか。
パッケージから目が離せなくなり、購入。

家に帰って早速聴いてみました。
イヤン!かーなり楽しい!
やっぱりミュージカル映画のサントラって、ほんとーに丁寧な曲作りをしてるよね。
ただ映画の雰囲気を味わうためだけのサントラとは違って、曲の一つ一つがしっかり主張してます。

それでよ。
さらっと聴いてみて思ったんだけど、ビヨンセが歌うところの曲にはホント、きちんとした曲をもってきてますよね。
映画タイトルと一緒の「Dreamgirls」と、ダンナに暗に離縁を突きつける「Listen」、あと映画の中で盟友エフィのオリジナル曲と知らずにモロパクリした「One night only」の3曲。
特に「Listen」は時々ラジオに流れたりしたので、ビヨンセが歌いに歌い上げる雰囲気に合わせてテンションが上がったりしたもんです(照)。
この3曲はしかしまぁ、ゴージャスです。
もしかして、こういう曲って誰が歌ってもそれなりにサマになるんじゃないか??…なんて、いけない類推をしてしまうぐらいです。いひひ。

それに対してジェニファーの歌う曲はどれも不利です。
伴奏は貧弱だし、ショウビズの雰囲気も少ないし、曲自体も黒っぽくて白人に受け入れられるか微妙なところがあるし。
でも、ジェニファーは声だけでここまで来れたのど自慢チャンピオン級の新人ですから、その辺はしっかりとカバーしている感じでした。
曲の要所要所で叫び、うなり、時にささやき、あるいは声を張り上げて、彼女だけの世界を提供しています。ソウルだ。

こう聴いてみると、
「そもそもの曲が立派なビヨンセに比べて、ジェニファーは彼女自身の歌が立派!!」
って思いました。ビヨンセのファンに怒られちゃいそうですけど、正直そう感じてしまいました。

どれもこれも名曲揃い。
早くDVD出ないかな!!!

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