脱ニートした知人が、別の知人を痛烈に批判しました。
彼もまたニート。

「俺はニートじゃないから。お前、俺と違ってニートだから。」
だそうです。
詳しくほじくると、もっと凄いこと言ってたらしいのですが。
きっと、定職につけたことが嬉しくて嬉しくて、つい気が大きくなったんだろうと思います。
でも、そんなこと言っちゃいかん。
「人は経済活動のみにて生きるにあらず!」みたいなことを言って、現役ニートの彼を励ましました。

そこなんだと思うんだ。
ニートっていう分かりやすい言葉が「勉強も労働もしないヤツ」と定義づけられて浸透したおかげで、
「労働にいそしむものの、うだつの上がらないヤツ」とか「就職が怖いから、とりあえず大学に籍を置き続けてるヤツ」たち(圧倒的に前者が多数でしょうけど)のスケープゴートになっちゃってるような気がするんですよね。

職場の憂さをニート叩きで晴らす!
未来の不安をニート叩きで晴らす!
…それって目的外使用じゃないかい。

あぁ、彼らにとって人生ってやっぱり経済活動なのかしら。
悪かーないけどさー、それだけになっちゃったらくだらない気がする。

コメント

nophoto
mossunn
2007年8月5日16:13

経済活動は生きる手段だからね。
仕事とかに余裕のある人は、ほかの事も考えられるかもしれないけど。

tomokorange
tomokorange
2007年8月17日23:12

そーよねw