ど定番。

キャロル・キングといえば「つづれおり」、「つづれおり」といえばキャロル・キング。…な、アルバムなんでしょうね。これ。
しかし黒っぽい音楽ばかりを好んで聴いている私としては、どっから見ても白人フォーク音楽ですよと言わんばかりの、このアルバムジャケットに手が伸びることはありませんでした。
これって、「ジャケ買い」ならぬ「ジャケ避け」か。w

でもね。
先日NHKのラジオを聞いていたら、このアルバム収録曲「君の友だち」が流れたんですね。
ちょうどゲストが吉永みち子で、その世代(つまり、団塊?)のリスナーがリクエストした曲だったと思いました。
ピアノ1台で淡々と、でも丁寧に歌ってるこの歌を聴いて、涙がじわんと湧き出そうになりました。
曲に対して歌が、ひたすら、ひたむきなんです。

エバーグリーンとはこのことか。
調べてみたらこれ、71年の作品じゃないですか!
時代を感じさせません。
むしろ、時代なんていう価値観がどこかへ吹っ飛ぶ曲かもしれません。

「君の友だち」は、いろんな人がカバーをしているようです。
そして、カバーしたアーティストの方が上手、と評されることも度々あるみたい。
でも、本家キャロル・キングも、いいよ?
この歌を歌う先に何かの目的を見いだしてるんじゃないのかな、と思わせる玄人アーティストの芸達者ぶりも素敵ですが、
彼女が歌うと「ただひたすらこの歌を歌うためだけに、この歌を歌ってます!」という、生真面目さが伝わってきます。

実はまだ途中までしか聴いていません。
大事に聴きたいアルバムです。
聴いたことのある曲もいくつか入ってて、けっこう親しめます。

コメント

あて
あてきち
2007年10月8日18:59

はじめまして★
アタシ、キャロルキング大好きで、中でもつづれおり大好きなので、コメントしました!!!!!
じっくり聴いてください♪

tomokorange
tomokorange
2007年10月8日22:08

>あてきちさん

コメントありがとうございます!
いいですねーあの感じ。
また、いい音楽があったら教えてください♪