15年遅れぐらいのマイブーム
2008年11月24日 音楽です
地元のFMが、朝の番組で週に1回「カラオケしてください」的な企画をやってくれます。
どんなものかというと、懐かしめの音楽(おもに90年代前半なことが多い)を「さぁ歌ってください!」とばかりにフルコーラスで流すのです。
こないだはB’zの「愛のままにわがままに~♪」が流れました。きっと通勤途中のマイカーの中で歌いまくったサラリーマンは多かったことと思います。
そして先週のこと。
やられました。
中西圭三の「You & I」ですよ。きゃーきゃー。
久々に胸がゾワゾワしました。朝食の食あたりじゃないですよ。
なんで私…なんでいまさら…なんで中西圭三…
頭に湧き上がる数々の疑問符をうっちゃるがごとく、例の流行りまくったサビが頭の中を塗りつぶします。
「この人、最後の雨っていう歌が有名じゃなかったっけ?」とあとで夫に確認。
…見事に中西保志と勘違いしていたようです自分。
それにしても、この人の抜けの良いクリアな声が非常に懐かしい。歌うまいなー。
ということでこの週末、いてもたってもいられず彼のCDを探しに行きました。
ツタヤよりもブックオフで容易に手に入る現実。
それも、500円コーナーにずらりと並んでいる現実。
ちなみに隣のアーティストは永井真理子と、先の中西保志でした。
「われわれ30代の人々の青春はブックオフの安売りCDコーナーにあるのかい…」と、蛍光灯ぴかぴかの店内で寂寥たる気分になりました。
安く手に入ったのはいいですけど、なんか。なんか。
まあいいです。
家に帰るまでの車中で、ちょっと聴きこんでみました。
おぉ~、首筋がゾクゾクします。薄着なわけじゃないです。歌うめえなこの人~!
どれもかなりソウルフルな感じなんですけど、ポップス色を大事にしている感じですね。
あと、曲の展開も気に入った。私がこの人のよさを感じるのはバラードよりもやっぱりアップテンポな曲かなあ(ZooやEXILEでドカンと当たった「Choo Choo Train」やブラックビスケッツの「Timing」は、この人の作品だったのですね)。
リズムへののせ方やサビへのもっていき方が絶妙~。
そしてそして。
イマドキの音楽に耳慣れているものとしては、歌詞が大人だなってことに驚きました。
年齢的な目線が、高いです。
今の感覚でいうなれば、20代後半~30代前半ぐらい?
だから、当時の自分には響かなかったのでしょうか。いやはや、人生経験が足りなかったー。
ピュアでまっすぐ(だけど未熟)なものに重きを置かれている結果、年齢的な目線が下がっちゃったイマドキの世間的価値観と比べると、この頃って明らかに大人の価値観をみんなが追い求めていた時代じゃなかったっけ。
中身は今とそんなに変わってなくても、外側を大人っぽくすることがカッコよかった時代だった気がします。
そういう意味で、「こうありたいよねー」という大人モデルがあちこちにあったのかしら。
そんな世の中を代表するひとりだった、圭三さんの歌の歌詞。
う~む。いま振り返ると、オリジナルラブあたりもこんな大人な恋愛を聴かせてくれてたような。
★基本的に夜
★恋の駆け引きあり
★大人の余裕を楽しむ(or大人の精神的ボロボロさをやり過ごす)
★お酒あり
★ベッドあり
こんな感じの詞世界。
この世界が残っている音楽って、今だと何になるんだろう??
……まさか、演歌だけ!?!?
じゃーないですよね(と祈る)。
頼みますよジャパニーズミュージックシーン。
ぜひぜひ、再び大人を復権しましょう!!
どんなものかというと、懐かしめの音楽(おもに90年代前半なことが多い)を「さぁ歌ってください!」とばかりにフルコーラスで流すのです。
こないだはB’zの「愛のままにわがままに~♪」が流れました。きっと通勤途中のマイカーの中で歌いまくったサラリーマンは多かったことと思います。
そして先週のこと。
やられました。
中西圭三の「You & I」ですよ。きゃーきゃー。
久々に胸がゾワゾワしました。朝食の食あたりじゃないですよ。
なんで私…なんでいまさら…なんで中西圭三…
頭に湧き上がる数々の疑問符をうっちゃるがごとく、例の流行りまくったサビが頭の中を塗りつぶします。
「この人、最後の雨っていう歌が有名じゃなかったっけ?」とあとで夫に確認。
…見事に中西保志と勘違いしていたようです自分。
それにしても、この人の抜けの良いクリアな声が非常に懐かしい。歌うまいなー。
ということでこの週末、いてもたってもいられず彼のCDを探しに行きました。
ツタヤよりもブックオフで容易に手に入る現実。
それも、500円コーナーにずらりと並んでいる現実。
ちなみに隣のアーティストは永井真理子と、先の中西保志でした。
「われわれ30代の人々の青春はブックオフの安売りCDコーナーにあるのかい…」と、蛍光灯ぴかぴかの店内で寂寥たる気分になりました。
安く手に入ったのはいいですけど、なんか。なんか。
まあいいです。
家に帰るまでの車中で、ちょっと聴きこんでみました。
おぉ~、首筋がゾクゾクします。薄着なわけじゃないです。歌うめえなこの人~!
どれもかなりソウルフルな感じなんですけど、ポップス色を大事にしている感じですね。
あと、曲の展開も気に入った。私がこの人のよさを感じるのはバラードよりもやっぱりアップテンポな曲かなあ(ZooやEXILEでドカンと当たった「Choo Choo Train」やブラックビスケッツの「Timing」は、この人の作品だったのですね)。
リズムへののせ方やサビへのもっていき方が絶妙~。
そしてそして。
イマドキの音楽に耳慣れているものとしては、歌詞が大人だなってことに驚きました。
年齢的な目線が、高いです。
今の感覚でいうなれば、20代後半~30代前半ぐらい?
だから、当時の自分には響かなかったのでしょうか。いやはや、人生経験が足りなかったー。
ピュアでまっすぐ(だけど未熟)なものに重きを置かれている結果、年齢的な目線が下がっちゃったイマドキの世間的価値観と比べると、この頃って明らかに大人の価値観をみんなが追い求めていた時代じゃなかったっけ。
中身は今とそんなに変わってなくても、外側を大人っぽくすることがカッコよかった時代だった気がします。
そういう意味で、「こうありたいよねー」という大人モデルがあちこちにあったのかしら。
そんな世の中を代表するひとりだった、圭三さんの歌の歌詞。
う~む。いま振り返ると、オリジナルラブあたりもこんな大人な恋愛を聴かせてくれてたような。
★基本的に夜
★恋の駆け引きあり
★大人の余裕を楽しむ(or大人の精神的ボロボロさをやり過ごす)
★お酒あり
★ベッドあり
こんな感じの詞世界。
この世界が残っている音楽って、今だと何になるんだろう??
……まさか、演歌だけ!?!?
じゃーないですよね(と祈る)。
頼みますよジャパニーズミュージックシーン。
ぜひぜひ、再び大人を復権しましょう!!
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